大道芸人 ギリヤーク尼ヶ崎

ギリヤーク尼ヶ崎の現在を知って驚きました。

心臓にペースメーカーを入れながら、やせ衰えた体で、今も踊ることを諦めない。

しかも、パーキンソン病により震え続ける手。

そして、不自由になった足を引きずりながら。

 

日本を代表する大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎の今を、NHKの番組で観ました。

86歳になった今も、踊ることへの情熱を失わない。

踊ることは、彼にとって生きることそのものなのだろうと思います。

彼の踊りはいつも祈りにつながっています。

高橋竹山ではありませんが、津軽三味線にも通じるものがあります。

 

彼と同居し、時折喧嘩もしながら、彼を支え続ける弟の視線。

限りなく温かいものを感じます。

一種の諦観も漂わせながら。

 

観客からのおひねりで生活しながら、二つとない人生を生きています。

強烈な印象が見終わった後も残りました。

 

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青森・奥入瀬にて

旨い弁当

「えび千両ちらし」

旨い!と言えるちらし弁当です。

 

敷き詰められた白米の下に、お宝が眠っています。

お宝とは、海鮮を中心とした具材です。

うなぎ、こはだ、蒸し海老、いか、厚焼きたまご、むき海老のおぼろ、そしてガリの甘酢漬け。

一つ一つが丁寧に調理されています。

米は新潟米。製造元の「新発田三新軒」の地元ですね。

 

一時、東京駅の駅弁コーナーでも入手困難でしたが、最近また手に入るようになりました。

機会あれば召し上がってみてください。

 

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高橋竹山

今回の青森旅行の自分自身への土産に、高橋竹山(たかはしちくざん)のCDを2枚、買いました。

 

高橋竹山は、津軽三味線の名人として知られています。

1910年(明治43年)、青森県の小湊に生まれた竹山は、3歳の時に麻疹をこじらせて半失明します。

その後、近所のボサマ(盲目の門付芸人)であった戸田重次郎から三味線と唄を習い、17歳頃から東北北部・北海道を門付けしたと言います。

門付け(かどづけ)とは、人家の門前に立って音曲を奏するなどの芸をし、金品をもらい受けることを言います。

 

1977年(昭和52年)には、新藤兼人監督の映画『竹山ひとり旅』が製作され、モスクワ国際映画祭に日本代表作品として出品されています。

1998年(平成10年)に87歳で亡くなりました。

高橋竹山は、一地方の芸であった津軽三味線を全国に広めた第一人者であり、北島三郎が歌う『風雪ながれ旅』のモデルでもあります。

竹山の戒名は、「風雪院調絃竹山居士」。

 

時折、高橋竹山の奏でる津軽三味線を聴きながら、津軽の厳しい冬を思い浮かべています。

青森市内にある「甚太古」での、竹山の直弟子である西川洋子さんの音色と楽しいお話、そして美味しい津軽の郷土料理と地酒を思い出しながら。

 

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「至芸の旅」

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「故郷の空に」

はしご屋

「はしご屋」とはユニークな名前です。

前橋にあるラーメン屋さんです。

 

野菜たっぷりの特徴あるスタミナラーメンは、思ったほどしつこくなく、食べることができます。

ただボリュームはかなりあります。

麺は縮れ麺と太麺を選ぶことができます。

 

ユニークなのは店内にいろいろ貼ってある標語というか、言葉です。

例えば、「女の笑顔で男は幸福になれるのです」。

うーん、わかるような、わからないような、、、。

そもそも、どうしてこれが箸袋にも印刷してあるのか。

店主のこだわりなのでしょう。

遊び心のあるお店です。

 

前橋の総社町総社、道沿いの分かりやすい所にあります。

「知足」第40号

私が誌友会員となって定期購読している季刊誌「知足」が、この度、第40号となりました。

季刊誌ですから年4回の発行です。

10周年、おめでとうございます。

継続は力なり、ですね。

 

内容は、古典に学ぶ姿勢で貫かれています。

読むと、どこかに発見があるものです。

 

「足るを知る」

改めて、いい言葉だと思います。

 

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富士山

高崎から東京に向かう新幹線の車窓から、富士山がよく見えます。

大宮に着く手前辺りからです。

冬の凛とした空気が、富士山の姿を一層美しく際立たせています。

昔から日本人が愛してきた山です。

私も、正直、登山をしたいとまでは思いませんが、今年は近くまで行って来たいものだと思いました。

 

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自治の危機

予想通りとなりました。

これが馬券か何かだったら嬉しいのですが、嬉しくない予想です。

前橋の市議選の投票率が、また記録を更新し、過去最低となりました。

43.62%。

38の定数に対し、45人が出馬したにもかかわらず、です。

活気の失せた県都の市民の代弁者を決める選挙としては、寂しい限りです。

 

一番身近な存在であるべき自治体の選挙に行かない人が、全体の6割近くを占める事態をどう考えるか。

地方自治は民主主義の学校、とは絵空事になりつつあります。

市議選は、複数の自治会程度の地域単位からの代表者を、地縁血縁によって選べばよいという選挙ではなかったはずです。

市会議員がその程度であれば、何も高い報酬を税金から払わずとも、地区の自治連合会長でその役割を果たしているからです。

今や、自治は危機に瀕しています。

小手先の対策では、どうしようもないところまで来ています。

 

打開策として、先に提案したように、政治を生業とするのではなくボランティアとして政治に取り組む「議員ボランティア制」の導入も十分に検討に値します。

そうでなければ、本当になってもらいたいボランティア精神のある候補者の出番がなくなります。

その結果、出したい人がいないという市民は、選挙や市政からますます遠ざかっていくばかりです。

残念ですが、投票率の長期低落傾向は止まることはないでしょう。

法の支配と三権分立

トランプ大統領の発する入国制限に関する大統領令の一時的緊急差止についての訴訟がワシントン州の連邦地裁で提起され、差止命令が出されました。

これを不服とした大統領サイドはサンフランシスコの控訴裁判所に訴えましたが、結局、認められませんでした。

最高裁への上告を諦めるのではないかとの憶測も生まれています。

トランプ政権は、前オバマ政権下での司法省ナンバー2の女性を臨時的に司法省のトップに据えていましたが、大統領令の合憲性に確信を持つことはできないと、政府の足元から反対の狼煙が上がる事態となりました。

文字通り法を司る政府機関である、司法省の新たな体制が決まらないままで、拙速に大きな政策決定を行った失敗と言えます。

 

これは、現政権が近代政治の基本的なルールを踏まえないで、強引に事を進めようとしたことに起因しています。

それは「法の支配」というルールです。

その時々の権力が絶対的な力を持つのではなく、法というルールに従って諸課題を解決していこうとすることです。

「人の支配」ではなく、「法の支配」。

これは人類の叡智が生み出した一つのルールです。

 

これは「三権分立」と関連性があり、この「三権分立」も人類の叡智によって獲得した近代政治の重要なルールの一つです。

つまり、立法、行政、司法の三権が分立し、お互いに牽制しあうことで、権力の暴走を食い止めようということです。

選挙によって生み出された大統領という行政府の強大な権力の暴走は、今回、司法によって一時的にストップをかけられました。

アメリカの底力と言ってよいでしょう。

 

振り返ると、似たような構図でありながら、結果において異なっている件があります。

それは我が国の安全保障政策であり、具体的には「集団的自衛権」が憲法改正を経ないで、行政府の憲法解釈によって認められ、今もそのままになっていることです。

立法権はと言えば、議院内閣制の下での強大な与党はこれについて口をつぐんでしまいました。

選挙によって生み出される行政権や立法権が頼りにならないと分かった時、残された砦は選挙によらない司法権となります。

積極的な司法権の行使がないようでは、「法の支配」も「三権分立」も画餅に帰すこととなります。

 

なお、「集団的自衛権」を巡る議論については、一昨年9月23日付の私のブログを再掲します。

あれから1年半も経っていないのですが、残念ながら遠い過去の話になりつつあります。

安全保障 第二幕へ

我が国の安全保障をめぐっては、このブログで書きましたように、安保関連法案が成立したことで第一幕は終わりましたが、既に第二幕が始まったようです。

 

まず、司法関係ですが、今回成立した安全保障関連法に対し、三重県松阪市長らが結成した市民団体が集団違憲訴訟を起こす準備を進めています。

市長は「国民全体の訴訟として、裁判の場で闘いたい」と、賛同する地方議員らと1万人規模の原告団を目指して参加者を募っており、早ければ年内にも提訴することとしています。

弁護団長には、今年6月の衆院憲法審査会で「違憲法案」と指摘した憲法学者の小林節慶応大名誉教授が就き、20人以上の弁護士が参加する予定とのことです。

しかし、日本の裁判制度では法律の違憲性だけを問うことはできず、審理対象となるには、具体的に原告の権利が侵害されたり、損害が生じたりしている必要があります。

事実、集団的自衛権の閣議決定をめぐってもいくつか無効確認訴訟が起こされましたが、いずれも不適法として却下されています。

ドイツのような立法が憲法に違反しないかどうかを審理する専門の「憲法裁判所」と違って、日本では抽象的な裁判はできず、通常の裁判所が具体の事案を審理する中で、違憲判断も行うこととなっています。

従って、今回の法案に基づいて自衛隊が派遣される事態になれば、その派遣経費等は違憲法律による支出として争うことはできるでしょうが、法律そのものの是非を争うことは司法の場では難しいと思われます。

とは言え、司法は法の執行段階では自らが有する違憲立法審査権をあまり消極的に限定せず、積極的に行使してほしいと思います。

それが立法及び行政の暴走を防ぐ三権分立の考え方であり、我が国を法治国家たらしめることになるからです。

 

次に、選挙をめぐる動きです。

共産党が来夏の参院選や次期衆院選で民主党など他の野党との選挙協力を進め、原則として全選挙区に独自候補を擁立する党方針を見直す方針を決めました。

「安全保障関連法廃止」での一致が条件で、共産党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めてのことです。

共産党が、候補者調整も含めた選挙協力に踏み込む姿勢に転換したのは、安保関連法に反対する世論の高まりを受けたためですが、常々、何が何でも独自候補を立てるという大局観に欠けるきらいのある共産党を「民意」が動かした形ですね。

協力の対象とすれば、関連法成立阻止のために内閣不信任案を共同提出した民主、維新、共産、社民、生活の5党に、参院会派「無所属クラブ」を加えた枠組みを基礎としていますが、反共アレルギーの克服が課題となります。

 

今回の安保関連法案の波紋はこれからも広がりを見せることでしょう。

安倍政権も覚悟の上とはいえ、その波紋と向き合う政権運営が続きそうです。

 

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一昨年10月に訪れたフィラデルフィア美術館正面

国民の不安 世界の不信

安倍総理御一行が米国入り。

かの国のあの大統領に何を言われるか。

国民は不安を感じています。

 

ワシントンから大統領専用機でフロリダに飛んで、ゴルフも一緒にするとか。

かかる「特別待遇」ほど怖いものはない。

ご本人は気持ちいいかもしれないが、世界からどう見られているか。

付き合う相手でその人が判断されるのは、よくあること。

日本という国が世界から不信の目で見られるのではないか、やはり不安を感じます。

 

自国の意思をはっきりと表明できる国であって欲しい、と願うのは所詮無理なことなのでしょうか。

日本としての旗をしっかりと立てて、もの言う国でありたい、それができるしたたかで外交に長けた政治家を持ちたいものだと思うのです。

 

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ペンシルベニア大学ウォートンスクール

トランプ大統領も不動産ビジネスをここで学んだとか

信濃から北陸へ

北陸は本当に近くなりました。

新幹線の威力です。

昨日は日帰りで行って来ました。

 

信濃路を抜けて、北陸路へ。

冠雪の山々が迎えてくれます。

美しい、と素直に思える自然の姿です。

 

土産に鱒寿司を求めました。

実に多くの種類が出ていて、味に個性があります。

今回は、一番くせがなく食べやすいと言われるものにしました。

 

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信州の風景

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北陸の風景

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ますの寿し