知床峠

知床峠を通る道路は、オホーツク海側のウトロと太平洋側のラウスをつなぐ大切な道ですが、冬季は閉鎖され、行き来が出来なくなります。

今回の旅でも、往路は霧の中。

慎重に運転しました。

復路は幸いにも好天に恵まれ、峠から見る雲海の眺めは見事でした。

 

かつて、アイヌの人たちはもう少し北のルートを辿って行き来をしていたようですが、さぞかし大変な苦労があったことでしょう。

この知床峠のルートは、露天の温泉が湧き出る所や間欠泉の噴き出る場所やそこからの登山道なども整備されています。

 

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このすぐそばに露天風呂があります

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木隠しの滝

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雲海の広がり 知床峠より

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雄大な眺め

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知床の海より

知床を海から眺めて来ました。

知床半島は岬へ向かう道路が途中で終わり、海から眺めるしかありません。

もちろん知床岬へ何日かかけて、道なき道を歩いて向かうことも可能ですが、かなり過酷なサバイバルツアーになるようです。

 

知床観光船「おーろら」号に乗り、1時間半くらいの船旅を楽しみました。

天気晴朗であり、波も穏やかでした。

 

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知床五湖

知床五湖を回って来ました。

冬眠前の熊が出るとのことで、出発前にセンターで熊対策のレクチャーを受けて出発。

幸か不幸かクマさんには遭遇しませんでしたが、それぞれに趣の異なる湖をゆったりと巡りました。

天候にも恵まれ、快適なハイキングでした。

 

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フレぺの滝

知床半島のオホーツク海側にある「フレぺの滝」です。

「乙女の涙」というロマンチックな名前も持っています。

周辺は実によく整備されていました。

学生時代にも一度来ているはずなのですが、車もなく、電車とバスの公共交通機関だけを頼りにどうやってここに来たのかと、しばし考えてしまいました。

 

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知床の旅

先月のことになりますが、北海道の知床を旅して来ました。

学生時代以来ですから、35年ぶりということになります。

今や世界自然遺産に登録されています。

私にとって知床は、もう一度訪れたかった場所です。

 

羽田空港から女満別空港へ飛び、そこで車を借りて斜里町を経由して、ウトロへ。

オホーツク海側のウトロに2泊した後、知床峠を通って、太平洋側のラウスへ。

北方領土である国後島を間近に望むラウスにも1泊して来ました。

 

雄大な北の大地は、昔と変わらず、包み込むように迎えてくれました。

 

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斜里町からウトロへ向かう道

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夕暮れのオホーツクの海

トランプと安倍

米国からトランプ大統領が来日しました。

娘のイヴァンカも含めて、日本での歓迎ぶりに大いに満足したことでしょう。

次の訪問地、韓国で対応の違いを実感することになると思います。

日本はつくづく「人のいい国」だと感じます。

 

当初は安倍総理も日本の国益のため、仕方なくこの男と付き合っているんだろうと思っていましたが、どうもそうではないようです。

ウマが合うのかもしれないと。

政治経歴や家系の違いはあっても、本質の部分では結構共通点があるような気がします。

それが結果として、現象面にも共通点として表れていると思うのです。

 

例えば、力を好む点。

敵と味方を明確に分けて、その折り合いをどこかで付けようという努力はしないこと。

味方を喜ばせることが何よりも大事。

国家のリーダーとなっても、選挙の対立構図をそのまま引きずっています。

選挙で勝つことが自らの力の源泉であり、得票率の低さなどは気にしない。

ルールの中でのゲームで勝てばいいかの如く、選挙での勝利を何よりも重んじることになります。

その結果、分断型の政治が生まれることとなります。

 

また、批判されることを嫌います。

批判されるとムキになって反論する姿は、共通してよく見られます。

特に、メディア対応ではそれが露骨に出ています。

 

さらには、身内や仲間を大事にすること。

娘や娘婿に対して、妻。

お友達優遇は疑惑を招いています。

こうした縁故主義(ネポティズム)は、公人としては問題です。

 

日米両国の首脳が似た者同士という状況が、わが国や世界にどういう影響を及ぼすのか。

今回の大統領訪日で改めて考えたところです。

 

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ブログへの反響

昨日のブログ「小さくも切実な声」に対する反響を、いくつかご紹介します。

 

Hさん 「そのような声があることを胸に刻みながら今年も走らせていただきます」

後藤 「是非『走って』ください。フルマラソンに出場しながら終盤にバテて歩いている人もいるそうで、そんな姿を見ると営業妨害されてる方々は本当に腹が立つとも言われていました」

 

Nさん 「なぜ、『出来ない』のでしょう。声を真摯に受け取っていないだけですよね?」

後藤 「そういうことになりますね。そういう切実な声を真摯に受け止めていれば、何らかの工夫はできるはずです。工夫をする前に『出来ない』というのは、無能な役人の常套手段です」

 

Hさん 「県民マラソンからぐんまマラソンに変わっての弊害。いつまでやるんでしょうかね!」

後藤 「名称だけでなく本質が変化してしまいました。袋小路に入って抜けられなくなった一般の方からも、強い不満の声があがっています。名前から県民を外したことで一部の県民には負担を強いてもよいイベントになったようです。それでも一旦走り出したことは止められないでしょうね」

 

Mさん 「本年も陸の孤島になってしまいました。何を言っても無駄のようなので諦めています。が、交通規制の影響を受けない県民(厳密には、前橋・高崎市民)は納得かもしれませんが、遊びに来られた他県の方はどう思っているのでしょうか?当店にも都内から観光に来たものの規制の罠にはまった方が来ました。聞くと、高速のSAにもPAにも告知の類も見なかったし、料金所の係の人も特別何も教えてくれなかったとのこと・・・こんなことでいいのかな」

後藤 「その視点は大事ですね。観光地ぐんまを訪れるお客さんの立場からは大いに戸惑うでしょうね。ましてや3連休の初日。折角の営業チャンスを逃したお店は辛いですね」

 

一部に過度な負担を強いることで、11月3日を憂鬱な日にしてはいけません。

改良こそ人間の知恵、傾聴こそ改善の一歩だと思います。

小さくも切実な声

群馬県のイベント「ぐんまマラソン」が今日、行われます。

元々は「県民マラソン」という名で行われていたイベントで、川沿いを走る4キロのコースや10キロのコースで構成されていましたが、近年になってフルマラソンが導入され、名称から「県民」が外されるにしたがって、一部の県民には憂鬱な日となりました。

 

フルマラソンのコース設定がうまくなく、前橋の一部の地域がコースによって取り囲まれてしまう事態が起きています。

厳しい交通規制により、車の出入りが全くできなくなります。

まさに「陸の孤島」になってしまうのです。

車社会の群馬県。

せっかくの休日の一番いい時間帯に、動きが取れなくなります。

 

最も困っておられるのが、お店などを構えておられる方々です。

客足が途絶え、開店休業状態。

「これでは営業妨害だ」という声もよく耳にします。

「県職員がすみませんと顔を出しに来るけど、1か所でいいから車で出入りできる所を作って欲しいと言っても、それはできませんと言うだけ。挨拶はしましたというアリバイ作りのためだけに来てる。商売なんかしたことないからこちらの声に本気で耳を傾けようとしない。」

こうした小さな、しかし切実な声を、無きものとして扱う行政では、血の通ったものにはなりませんね。

残念です。

運慶

日本にはこれだけ豊かで深い精神性の世界があったのだ、と感じました。

「運慶」展です。

 

どの仏像にも精神が宿っていました。

生き生きと個性を写し出しています。

西洋のルネサンスよりもずっと前に、仏像を通して、仏像を見る人間を描いているのです。

だから千年の時を超え、今も観る者の心に迫って来ます。

 

運慶は確かに天才ではあったのでしょう。

その才は、運慶の父から伝わり、また運慶の子にも伝えられていきました。

しかし、一方では、運慶も人の親だと思わせる娘に関する一件も展示されています。

運慶自身が人間であったからこそ、人間の心を描けたのだと思います。

 

運慶は平安時代から鎌倉時代にかけての動乱の時代に活躍しました。

平家の焼き討ちによって灰燼に帰した奈良の興福寺や東大寺の復興に運慶は力を尽くすとともに、新興勢力である東国武士の依頼によっても仏像を制作しています。

大きな変革の時代の中で、時の権力者とも上手に付き合いながら、多くの仏師を従え制作に当たる苦労は、いかばかりであったろうとも思いました。

 

東京・上野の国立博物館の平成館において開催中ですが、私が訪れた日は雨混じりの天候にもかかわらず、多くの入場者で賑わっていました。

これだけの仏像が各地からこの地に集結し、一堂に会する機会は奇跡とも言えます。

11月26日までです。

 

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東京・上野の国立博物館・平成館

入場を待つ人の行列ができています

 

今年は椿

今年も書道の岡庭先生からカレンダーを頂きました。

タイトルは「愛しき花・椿を描く」。

いつものように、画家の吉田章二先生とのコラボレーションです。

一部1,000円で頒布もされています。

 

ここ2年は「前橋・寺を描く」でしたが、椿に寄せる思いが溢れる今回のカレンダーも素晴らしいと思いました。

それにしても、このカレンダーの到来によって、今年も残り少なくなりつつあることを知ることとなります。

時間こそ最も大切で愛しいものだと改めて思います。

 

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表紙 「赤い椿白い椿と咲きにけり」

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1月&2月 「椿落ちてきのふの雨をこぼしけり」(蕪村)